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眠りが足らない人に

「睡眠負債」という言葉はご存知でしょうか。

慢性的な睡眠不足が、まるで借金のように膨らんでいくと、健康状態に重大な危機が及ぶことになります。

 

だからといって、とにかく睡眠導入剤を飲んで寝れば良いかと言うとそうではありません。

なぜなら、実は人や動物が眠るメカニズムや機能については未だにわかっていない謎の部分が多く、ただ眠っている形だけを薬で整えても、自然に促される睡眠による効果(質)は得られないからです。

 

質の違いは、朝起きたときに明確に感じることができます。

質の高い睡眠であれば、自然に目が覚めます。疲れや眠気を感じることなく気分もすっきり。

 

又、朝ご飯を食べるか否かに関わらず、便意をもよおします。

腸は寝ている間にきちんと働き続け、翌朝までに便を直腸まで届けてくれるのです。

しっかり眠ると、朝の食欲も増します。

朝いつも食欲が無い方は睡眠時間が足りていないか、睡眠の質が低い状態であると言えますので、注意が必要です。

 

実は、「貧血」や「血行不良」は、不眠と大いに関わりがあります。

貧血ですと、血の量が足らず巡りも悪い為、体の温度調節も思うようにいきません。

血の巡りを促してくれる足裏やふくらはぎへのマッサージが、睡眠に効果があると言われるのはその為です。

 

眠れないから元気がないのか、それとも、元気がないから眠れないのか。

 

私は、元気がないから眠れないのだと思います。

 

不眠はともすると夜の時間帯だけに注目してしまいますが、朝昼夜24時間のリズムが大事。

ですから日中をいかに元気に、尚且つ疲れすぎないように過ごせるかが、質の良い睡眠に必要なことです。

血液の力が弱ければ心も過敏となり、ますます不眠の症状が進んでしまいます。

 

良い物を食べて身体に栄養を吸収し、血液をしっかり育てることから始めましょう。