11月15日、オイスカ主催の講演会に行きました。冒頭の演奏会の後、研修生によるスピーチがありました。
その女性は、もうすぐ2年の研修を終えて祖国に帰られるそうです。
わずか2年足らずの滞在にも関わらず、とても流暢な日本語で、立派なスピーチをされました。
ただスピーチの途中、ある種の笑いが一斉に起きました。なぜ笑いが起きたかと言うと、その研修生の方が日本人のことを、とても素晴らしいと褒め称えたからです。
「日本人は、いつも丁寧な挨拶をして、いつも人に親切でした。」
それを聞いて私は「自分は普段からいつもできているかな、どうかな~?(苦笑)」で、会場に来ていた他の方々も、私と同じような思いだったかもしれません。
ただ、そのようなイメージを持って頂いているなら、逆に海外の人から「日本人は聞いていたよりも良い人ではないな~」と、がっかりされないように、できるだけ「良き日本人」として普段から行動しなくてはと思いました。
その後の櫻井よしこさんの講演も、日本人の良き心を世界に広げて伝えていきましょう、といったお話でした。
日本人に対して、逆に批判的に捉え悪く言う国や人もいるのは事実ですが、私たち一人一人が日本人であることに誇りを持ち、良心に従った行動をしていくことで、世界に良い影響を与えていく原動力(言動力)となるのではないかと思いました。