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最近驚いたこと

新聞の折り込みに頻繁にはさまれる健康食品のチラシ。いろいろと変わったものや新しいものが次々と出てくるなあと思い眺めているのですが、最近目に入った「高麗人参のチラシ」で大変驚いたことが。

 

そのチラシの一番目立つ場所には「すっぽん」「うなぎ」「黒酢」「にんにく」の写真と文字が大きく掲載されていました。

私はそれを見て、てっきりそれらの滋養強壮食品類が全部合わさった健康食品なんだろうなと思ったのですが、よくよく読んでみると、それらの滋養強壮食品は一切入っておらず、成分は高麗人参のみ。

一切関係のない食品の写真を、広告の一番目立つ場所に大きく掲載することにどんな意味があるのでしょうか。消費者を惑わせて、購入を促すことが目的であるとしか思えません。

 

先日当店に、厚生労働省の方から「半分がニセモノ」というタイトルの注意喚起資料が届きました。何の半分がニセモノかというと、インターネットで入手したED治療薬の約半数がニセモノという鑑定結果が出たとのこと。

その他にもダイエットに効くと謳った食品で、重篤な健康被害や死亡例も報告されています。

 

飲んでみてもし体調不良になってしまっても、健康食品や薬品の入手先が怪しげな場合は、被害を訴えることも難しくなります。 

消費者の皆様が粗悪品や偽物の被害に会わないことを願っています。